・1月5日中山3R・ダ1800m・12頭 ハイドアンドシーク ショウナンカホウ スクリーンプロセス ステイホームバブル ピュアジャッジ ハイドアンドシークの配合はサンデーサイレンス4×3(中間断絶)を呼び水として、Hail to ReasonとCosmahの系列ぐるみにより全体をリード。少しムラな面はあるが、芝・ダート兼用資質を備え、1800mの距離も合っている。 ショウナンカホウはNorthern Dancer4・5×5・5・7の系列ぐるみ主導が明確となった血統構成で、欧米の血がバランス良く活用されている。メイショウサムソン産駒としては仕上げやすいタイプ。 中京5R・芝2000m・16頭 ミステリーウェイ ピーニャ レアリサンド エアサージュ プロヴァンスロゼ ミステリーウェイはNorthern Dancer6×4・5の系列ぐるみを主導として、母の父内Sadler's Wellsを強調。すでに去勢されている点を考えると気性面に不安はあるが、血統構成上は主導の明確性や血の集合力を備え、早期・中距離適性が備わっている。 ピーニャは芝中長距離路線で活躍しているユーキャンスマイルの全弟。NijinskyのスタミナとRaise a Nativeのスピードをうまく組み合わせた配合形態を示し、しぶとい末脚発揮が期待できるタイプ。 12月13日 中山5R・芝1800m・13頭 ディオスバリエンテ ボーデン アサマノイタズラ グローリアスサルム エイペクス ディオスバリエンテの配合はNative Dancerクロスを伴うRaise a Native や、Almahmoud、Nashuaの系列ぐるみが主導。祖母のスタミナが押さえられ、ロードカナロア産駒としては距離の融通が利くタイプ。 ボーデンは影響度数値⑧⑤④⑤と好バランスを保ち、父母のキーホースがしっかり押さえられた血統構成。硬い馬場での瞬発力はやや不足するが、開花後は芝中距離路線で安定した末脚発揮が期待できる。 中山6R・ダ1800m・15頭 スマイルヴィヴァン ニシノフレデリカ トムティット ウルトラヨウコ ビリーヴインミー スマイルヴィヴァンはHail to ReasonやNashua、Bull Leaクロスにより、母の父内Robertoを強調。父内Wikd Againや祖母内Deputy Mininsterの血もしっかり活用され、ダート中距離適性が備わっている。 ニシノフレデリカはサンデーサイレンス4×3(中間断絶)を呼び水として、Hail to Reason-Turn-toにより全体をリード。血の結合状態が良く、開花後は芝・ダートを問わずしぶとい走りが可能。 阪神4R・ダ1800m・14頭 ヨリクンロード メイショウタニカゼ ゼニス サンライズメモリー テンノリュウギ ヨリクンロードはMr. Prospector4×4の系列ぐるみを主導として、Secretariatのスピード、Nijinskyのスタミナをアシスト。必ずしもシンプルな配合形態とはいえないが、ダート適性は十分に備わっている。 メイショウタニカゼはDanzig5・5×4の系列ぐるみを主導として、これにHis Majestyクロスが加わり、強調された祖母ショコットのスピード・スタミナを再現。開花後の堅実性を秘めた芝・ダート兼用型。 阪神5R・芝1800m・12頭 ロックユー アクセル エレメンタル テーオーマシェリ バガン ロックユーは重賞2勝の実績を持つカンタービレの全弟。「47」と比較的少ないクロス馬により、父ディープインパクトや母の父Galileoのキーホースが押さえられており、スタミナ面に見どころのある配合馬。 アクセルはHalo4×4の系列ぐるみを主導として、Crimson Saint5×4(単一)により米系スピードをまとめた血統構成。生きている血の質が高く、早期からしぶとい末脚発揮が見込めるマイラータイプ。 中京5R・芝2000m・12頭 ギルティブラック シータリズム ソウルラッシュ ミスターサファリ ホウオウジョルノ ギルティブラックはHail to ReasonとAlmahmoudクロスを強調し、父の父方Halo に血を集合させた点が魅力。母(ロックオブジブラルタルの半妹)の血も再現され、なかなかしっかりした血統構成の持ち主。 シータリズムはNorthern Dancer とSir Ivor の系列ぐるみを主導として、父内Vettori(仏2000 ギニー)やスプリント路線で活躍した母の父Invincible Spirit のスピードを再現。個性的で妙味のある配合馬。 12月12日 中山5R・芝1600m・16頭 ルージュセリーズ コアレスロング グレートサークル コンテナジュニア ピアチェーレ ルージュセリーズはBold Ruler6・7×5の系列ぐるみを主導として、Crimson Satan、Almahmoud、Eight Thirty など米系の血をアシスト。芝・ダート兼用を資質を備えたマイラータイプの配合馬。 コアレスロングはサンデーサイレンス3×3(単一)を呼び水として、Bold Ruler6・6×5の系列ぐるみにより全体をリード。母の父ジェニュインのスピードが再現され、早期に頭角を現す可能性がある。 中山6R・ダ1200m・16頭 キャルベロス トモジャリア ヤマイチキャプテン クツワノセキトリ マイグレーション キャルベロスの配合はNorthern Dancer5×4の系列ぐるみを主導として、強調された母の父ファルブラヴの血を再現。祖母内ノノアルコのアシストもあり、早期から芝・ダートを問わずスピード発揮が可能。 トモジャリアはMr. Prospector5×4(中間断絶)を呼び水として、父母のキーホースをきめ細かく押さえた配合馬。必ずしも短距離向きとはいえないが、ダート巧者タイプの内容を示している。 阪神5R・芝1200m・12頭 ナリタエール モズレディーモー ルナピエナ メイショウマサカリ ロケットペンダント ナリタエールの配合はNorthern Dancerクロスを伴うNureyev5×4が主導で、Buckpasserクロスを通じて米系スピード・スタミナをアシスト。芝・ダート兼用型で、好調期にしぶとい末脚発揮が期待できる。 モズレディーモーはNorthern Dancer5・6・6× 5・6・6の系列ぐるみを主導として、母Czarinaのの持つスピードを再現。「43」という少ないクロス馬でまとめられ、早期の開花が見込めるタイプ。 阪神6R・ダ1400m・15頭 メイショウマグワシ ペガサスハーツ クローズネスト シックスレター フクノシーサー メイショウマグワシの配合はMr. Prospector4×4 ・4(単一)を呼び水として、Northern Dancerの系列ぐるみにより全体をリード。母内米系の血がうまく再現され、早期からスピード発揮が期待できる。 ペガサスハーツはNorthern Dancer5×5(中間断絶)を呼び水として、母の父サクラバクシンオーを強調。ハーツクライ産駒としては短距離対応力を秘め、好調期に粘り強い先行力を発揮する可能性がある。 11月23日 東京5R・芝1800m・13頭 グランワルツ ダノンブレット シー タケルジャック マジックビューティ グランワルツは重賞3勝の実績を持つバウンスシャッセの初仔。シンプルさや血の統一性に欠ける配合形態で、硬い馬場での切れ味は今一つだが、好調期のしぶとさ発揮が見込めるマイル~中距離タイプ。 ダノンブレットはMr. Prospector5×3(中間断絶)を呼び水として、影響度数値⑪③③④と好バランスを保つ血統構成。平均ペースの芝中距離戦に適性を示し、開花後の安定した走りが期待できるタイプ。 東京6R・芝1400m・18頭 オンラインドリーム リュクスフレンド サザンナイツ ペルセウステソーロ ハコダテブショウ オンラインドリームの配合はデインヒル3×3(中間断絶)を呼び水として、Northern Dancerの系列ぐるみにより全体をリード。硬い馬場や短距離戦への対応は課題だが、非常に妙味のある内容を示している。 リュクスフレンドはSir Ivor5×4(中間断絶)を呼び水として、Almahmoudの系列ぐるみにより全体をリード。母の父ザールの血を再現した個性派配合で、好調期に意外なしぶとさを発揮する可能性がある。 阪神5R・芝1200m・12頭 ゲンパチミーティア メイショウフンケイ ランスオブミューズ エムケイゴールド クリムゾンハート ゲンパチミーティアはNorthern Dancer5・6・6・8×5(中間断絶)を呼び水として、シンプルかつバランス良くまとめられた配合馬。比較的仕上げやすく、短距離~マイル路線で安定した走りが可能。 メイショウフンケイは母の世代後退により堅実なタイプではないが、Halo3×5(中間断絶)が呼び水として効果を発揮。Northern Dancerの系列ぐるみ主導も明確になっており、早期の開花が見込めるタイプ。 11月22日 東京5R・芝2000m・11頭 ジャストフィット アルビージャ アインジェニー ミッキーセレスタ イースタンワールド ジャストフィットの配合はSadler's Wells3×3の系列ぐるみを主導として、Danzig5×4のスピードをアシスト。かなり近親度の強い形態で、硬い馬場への対応に不安を残すが、生きている血の質の良さは魅力。 アルビージャはサンデーサイレンス4×3(単一)を呼び水として、Northern Dancerクロスを伴うノーザンテースト5×4により全体をリード。祖母の生かし方に妙味があり、好調期の意外性は十分に秘める。 東京6R・ダ1600m・16頭 サトノバトラー カンリンポチェ ルヴィアス カフェアヴニール フォーヴィスム サトノバトラーの配合はRaise a Native、Never Bend、Nashuaなどのスピード・スタミナを前面で活用。使われつつ良化するタイプだが、生きている血の質が高く、開花後はしぶとさ・タフさ発揮が可能。 カンリンポチェはDrone6×4の系列ぐるみを主導として、母の父カリズマティックのスピード・スタミナを再現。なかなか個性的な配合形態で、きっちり仕上がった際の意外性を秘めたダート・マイルタイプ。 阪神5R・芝2000m・11頭 エイカイロイヤル サトノハンター レヴェッツァ ネビーイーム エイカイロイヤルはトーセンカンビーナ(阪神大賞典2着)の全弟で、Sir Ivor5×6とAlmahmoud5・7×7・7・8を主導とした個性派配合。Donatelloのスタミナも魅力で、仕上がった際の意外性は十分。 サトノハンターはLyphard5×5の系列ぐるみを主導として、バランス良くまとめられた配合形態。硬い馬場への対応は課題だが、スタミナ面に優れており、開花後は芝中長距離路線で安定した走りが可能。 阪神6R・ダ1800m・12頭 ネフェルタリ サンベリーナ ロードエルピス タマモヒメギミ トゥルーウィッシュ ネフェルタリの配合は主導の明確性が今一つで、Graustark やPrincequillo の影響もあり仕上げにくいが、「43」という少ないクロス馬により母内のスタミナが活用され、仕上がった際の意外性を秘めている。 サンベリーナはダート路線で活躍したインカンテーションの半弟で、Raise a NativeとNorthern Dancerクロスにより母の父Machiavellianを強調。好バランスを保ち、しっかり開花すれば堅実な走りが可能。 11月21日 東京4R・ダ1400m・16頭 オープンセサミ デイトンテソーロ フロムディスタンス トップヴィヴィット ルルルージュ オープンセサミの配合はMr. Prospector5×4の系列ぐるみを主導として、Lyphard、Sir Ivor、Hail to Reasonのなどのスピード・スタミナをアシスト。開花後はマイル前後の距離でしぶとい走りが可能。 デイトンテソーロはStorm Cat4×4(中間断絶)を呼び水として、Secretariatの系列ぐるみにより全体をリード。シンプルな配合ではなく、ムラな面はありそうだが、好調期の意外性を秘めたダートタイプ。 東京5R・芝1600m・18頭 ビューティフルデイ エアリエル エンピレオ チュウワエンジェル レフトゥバーズ ビューティフルデイの配合は影響度数値④④④⑤と好バランスを保ち、Sir Ivor5×6(中間断絶)によるスピード・スタミナアシストも魅力。芝マイル~中距離路線で差し脚を武器とした走りが期待できる。 エアリエルはサンデーサイレンス4×3(中間断絶)を呼び水として、母の父アドマイヤベガのスピード・スタミナを再現。父リオンディーズの血も活用され、平均ペースのレースでしぶといタイプ。 阪神5R・芝1600m・8頭 アンドヴァラナウト レゾンドゥスリール ヴィアルークス ケイアイシェルビー アンドヴァラナウトは京都2歳S2着の実績を持つヴァナヘイムの全妹。Gainsboroughを核として祖母エアグルーヴのスピード・スタミナを再現しており、開花後の堅実な走りが期待できる優れた配合馬。 レゾンドゥスリールはHalo3×5・6(中間断絶)を呼び水として、Northern Dancer5×6の系列ぐるみにより全体をリード。ややムラだが、ハーツクライ産駒としては仕上げやすい芝マイル~中距離型。 阪神6R・ダ1200m・16頭 ウンエンリヒカイ ワンダーチア シエルブルー スマートネクタル ルシャリーブル ウンエンリヒカイの配合はNorthern Dancer6× 5・6の系列ぐるみを主導として、影響度数値②②⑥ ②と非常にバランス良くまとめられた点が見どころ。開花後の堅実性を秘めたダート巧者タイプ。 ワンダーチアはDanzig4×5の系列ぐるみを主導として、Mr. Prospectorのスピードを補給。ダンシングブレーヴ5×4(中間断絶)により欧米の血をまとめた個性派配合で、仕上がった際の意外性を秘める。 11月15日 東京5R・芝1600m・10頭 カフェカエサル ジュリエットパール フェットデメール コーストライン トゥルーアート カフェカエサルの配合はMr. Prospector4×5の系列ぐるみを主導として、Haloのスピード、Nijinskyのスタミナを補給。シンプルさに欠けるが、スピードの持続力を秘め、早期マイル戦に適応可能なタイプ。 ジュリエットパールはNorthern Dancerの系列ぐるみを主導として、祖母内デインヒルを強調。全体を通じて大きな不備を生じず、バランス良くまとめられた配合馬で、開花後の安定した走りが見込める。 東京6R・ダ1600m・13頭 ミッキーレジェンド ディヴァインゲート ドバイウィンド ベニアカネ メタスペクター ミッキーレジェンドはMr. Prospector5×4の系列ぐるみを主導として、これにFrancis S.のスピードをアシスト。母系ラスティックベルに血を集合させた点が見どころで、早期ダート適性は十分に備わる。 ディヴァインゲートは祖母内メジロマックイーンのスタミナを生かし切れなかったことが惜しまれるが、父ブラックタイドのスピード・スタミナキーホースはほぼ押さえられ、芝・ダートともに対応可能。 阪神4R・芝1400m・17頭 シゲルピンクルビー ゼリア ファントムルージュ ドーターオブナイル オーガーウェル シゲルピンクルビーはNorthern Dancerクロスを伴うSadler's Wells4×3を主導として、Danzigのスピード、Nashuaのスタミナをアシスト。素軽いスピード型ではないが、生きている血の質の良さは魅力。 ゼリアはNorthern Dancer5・6×4(中間断絶)を呼び水として、祖母内Sadler's Wellsに血を集合させた配合形態。こちらも父母内の良質な血が活用され、好調期に意外なしぶとさを発揮する可能性がある。 阪神5R・芝1800m・10頭 ダノンジェネラル アスクスタイルマン アレスクラー アンフィニ マテンロウエール ダノンジェネラルの配合はMr. Prospector4×3の系列ぐるみが主導。近親度が強く堅実な走りを見せるタイプではないが、祖母ラスティックベルのスピードが再現され、早期の素質開花が期待できるタイプ。 アスクスタイルマンはHail to Reasonのスピード、Precipitationのスタミナを押さえ、強調された母の父Theatricalの血がうまく活用されている。全体のバランスも整い、開花後の安定した走りが見込める。 11月14日 東京4R・芝1800m・7頭 プレミアエンブレム アンダープロット タイムトゥヘヴン ホウオウルバン プレミアエンブレムの配合はNorthern Dancer クロスを伴うノーザンテースト4×4を主導として、Raise a Nativeのスピードを補給。母ほどの早期完成型ではないが、開花後のしぶとさ・タフさが備わっている。 アンダープロットはNorthern Dancer5×5・5の系列ぐるみが主導。これぞという個性・迫力のある配合ではないが、影響度数値⑥⑤⑥⑤と好バランスが保たれ、開花後の安定した走りが期待できるタイプ。 東京6R・芝1400m・11頭 ルージュアドラブル ホウオウマルゴー フレーズバニーユ エルピーダ マブサンシティー ルージュアドラブルの配合はNorthern Dancer5・6・6・8×5・6を主導として、父母のスピード・スタミナをきっちり再現した点が長所。生きている血の質は良好で、平均ペース向きのマイラータイプ。 ホウオウマルゴーは父母双方に不備を生じ、祖母の世代も後退したためムラな面を見せるタイプ。とはいえ、「41」という少ないクロス馬でまとめられ、Haloへの血の集合も良く、早期の意外性を秘めている。 阪神4R・ダ1400m・16頭 メイショウヒューマ オメガセイレーン ヒヤ ベンチャーアウト キトゥンズマーチ メイショウヒューマは近親度の強い配合形態だが、Mr. Prospector3×5の系列ぐるみが明確な主導となった点は長所。堅実なタイプではないが、クロス馬の種類も「46」と少なく、早期ダート適性が備わる。 オメガセイレーンはNorthern Dancer6・6×4の系列ぐるみを主導として、祖母内Fabulous Dancerの血を再現。短距離戦への対応は課題だが、好調期には芝・ダートを問わずしぶとい先行力発揮が可能。 阪神5R・芝1600m・13頭 ウルザブルン エリカステラ ブレスオブライフ ウォータークレスト オーマイリーベ ウルザブルンの配合はサンデーサイレンス4×3(中間断絶)を呼び水として、Hail to Reason の系列ぐるみにより全体をリード。バランス良くまとめられ、平均ペースのレースでしぶとい末脚発揮が可能。 エリカステラはLyphard主導のもと、欧州系スタミナを活用した配合形態。マイル戦のスピード対応は課題だが、全兄ヴァンキッシュランの戦績が示す通りスタミナ面は良好で、長く良い脚を使えるタイプ。 福島5R・ダ1700m・14頭 ディニータ アレッサンドロ エンドステージ ジョイフルダンサー トウリュウ ディニータの配合は主導の明確性に欠けるものの、生きている血の質は高い。本質は芝向きの内容だが、Charlottesville、Djebelなどのアシストを受け、ロードカナロア産駒としてはスタミナ面に良さがある。 アレッサンドロはスピードの引出しに時間を要する配合内容だが、Haloへの血の集合力を備え、母内オペラハウス、ミシシッピンのスタミナの生かし方も良好。開花後のしぶとさ・タフさを秘めている。 11月8日 東京5R・芝2000m・10頭 エクスインパクト エクセレントタイム ジェニーアムレット アレンシュタイン ノーザンピーク エクスインパクトはデビューから3連勝をマークした現3歳レクセランスの全弟。Northern Dancer5× 5・6・7・7の系列ぐるみ主導は比較的明確で、好調期の芝中距離戦で意外性発揮が見込める配合馬。 エクセレントタイムは重賞勝ち馬マジックタイムの全弟。使われつつ良くなるタイプだが、全体のバランスの良さは魅力。開花後の堅実性を秘め、芝中距離路線で息の長い末脚を武器とした走りが可能。 東京6R・芝1600m・15頭 アドヴェントイヴ トーホウジュナール イヤーズストレイト ノーブルレインボー シャドウアルテミス アドヴェントイヴはサンデーサイレンス3×3(単一)を呼び水として、Northern Dancerクロスを伴うノーザンテースト5×5により全体をリード。母の父Kris S.のスタミナを得て、しぶとい末脚発揮が可能。 トーホウジュナールは決してバランスの良い配合ではないが、NureyevとMr. Prospectorの系列ぐるみを4代目に持ち、エイシンフラッシュ産駒としてはスピード面に優れた内容。早期の意外性を秘めている。 阪神4R・ダ1200m・11頭 トーホウグロリアス タッシーベリンダ ヨドノゴールド ダイリュウスマート イマジンヨウコ トーホウグロリアスの配合はMr. Prospector5・5 ×4・5の系列ぐるみを主導として、Secretariatのスピードをアシスト。米系の血の生かし方に見どころがあり、ダート短距離戦に適した内容を示している。 タッシーベリンダはNorthern Dancer4×5の系列ぐるみを主導として、Turn-to、Almahmoud、Lady Angela、Khaledのスピードを補給。血の結合状態が良く、早期の素質開花が見込めるタイプ。 阪神5R・芝1800m・10頭 ヒノシタカイザン オヌール コーディアル ガレス スズカトップバゴ ヒノシタカイザンの配合はNorthern Dancer4×5 ・6・7の系列ぐるみを主導として、Miswakiのスピード・スタミナをアシスト。硬い馬場への対応は課題だが、妙味のある血統構成を示すことは確か。 オヌールの配合はHalo、Crepello、Pocahontas などが世代ズレを生じたが、Northern Dancer の系列ぐるみ主導は明確になっている。クロス馬の種類も少なく、好調期の芝中距離戦で意外性発揮が見込める。 阪神R・芝1400m・13頭 サルファーコスモス ショウリュウレーヴ グレイイングリーン ハクサンマックス リオンキング サルファーコスモスはダービー3着馬コズミックフォースの全妹で、Mr. Prospector3×5(単一)を呼び水として父母の血を再現。距離はもう少しあった方が良いタイプだが、なかなかの好配合を示している。 ショウリュウレーヴはサンデーサイレンス3×4(単一)を呼び水として、Nureyev4×5の系列ぐるみにより全体をリード。Lyphardのスタミナを得て、好調期に意外なしぶとさを発揮する可能性がある。 福島5R・芝1200m・14頭 ミエリ ジャスパーゴールド ネクストストーリー フローラルドリーム マナフォルトゥーナ ミエリの配合はNorthern Dancer5×5・5・6の系列ぐるみを主導として、母の父ロックオブジブラルタルのスピードを再現。必ずしもスプリントタイプではないが、生きている血の質の良さに魅力がある。 ジャスパーゴールドはNorthern Dancerクロスを伴うLyphard4×6と、Secretariat5×6の系列ぐるみが主導。日本では馴染みの薄いKhozanを父に持つ外国産馬だが、なかなか妙味のある血統構成の持ち主。 11月7日 東京5R・ダ1600m・16頭 シュルードアイズ スキャッターシード ファビュラスナイト イグナイター サイレントナイト シュルードアイズはMr. Prospector4×4(単一)を呼び水として、Bold Ruler6・7×5・6の系列ぐるみにより全体をリード。父母の持つ米系スピードが再現され、仕上げやすいダート巧者型の血統構成。 スキャッターシードの配合はNative Dancerクロスを伴うRaise a Native6・7×5・6・7が主導。成長力は今一つだが、全体が米系の血を主体として構成されており、こうちらも早期ダート路線に対応可能。 東京6R・ダ1300m・14頭 ジェネレイトヒート フランスゴデイナ サトノムスタング ヤマニンビオローネ レモンポップ ジェネレイトヒートはHalo3×5(中間断絶)を呼び水として、Northern Dancer5×5の系列ぐるみにより全体をリード。Romanのスピード、Donatelloのスタミナアシストを受けた芝・ダート兼用タイプ。 フランスゴデイナの配合はDeputy Minister4×4(単一)、Mr. Prospector5×4(中間断絶)を呼び水として、母の父Curlinのスピード・スタミナを再現。ダート路線での意外性を秘めた配合馬。 東京7R・芝1600m・10頭 ハイレジリエンス エンブレムコード スーパービーム バトルアメージング ブライトギフト ハイレジリエンスの配合はDanzig4×4の系列ぐるみが主導で、これにMr. Prospector5×4のスピードをアシスト。生きている血の質が高く、スピードの持続力に優れ、芝1600mという条件は合っている。 エンブレムコードはサンデーサイレンス4×3(中間断絶)を呼び水として、Hail to Reasonの系列ぐるみにより全体をリード。母のキーホースが押さえられ、平均ペースのレースでしぶとい末脚発揮が可能。 阪神5R・芝2000m・7頭 レシャバール エイシンディーデイ テイエムタツマキ ヴェルトハイム レシャバールはG1馬ペルシアンナイトの全弟。 NijinskyとNorthern Dancerクロスの位置に問題を残し、仕上げやすい血統構成ではないが、生きている血の質の良さは魅力。平均ペースの中距離戦向き。 エイシンディーデイはNorthern Dancerクロスを伴うDanzig5×4を主導として、Raise a NativeやHail to Reasonのスピードを補給。強調されたDistorted Humorの血が再現され、好調期の意外性は十分。 阪神6R・ダ1800m・10頭 ジュディッタ ポルタフォリオ テーオールノワール フレディアーノ マクフライト ジュディッタはMr. Prospector5×4の系列ぐるみが明確な主導となった点に妙味のある血統構成。どちらかといえばスピード優位で距離対応は課題だが、開花後はダート路線で安定した走りが見込めるタイプ。 ポルタフォリオの配合は父内3代目Haloが世代ズレを生じ、バランス面は今一つだが、母の父ストリートセンス(BCジュヴェナイル)の生かし方が良く、ハーツクライ産駒としては早期ダート適性が備わる。 11月1日 東京4R・芝1800m・13頭 レッドロワ リエヴェメンテ デルマヒジリ グレートマジシャン ミッキーセサミ レッドロワの配合はHalo3×5・5(中間断絶)を呼び水として、Northern Dancerの系列ぐるみにより全体をリード。サトノダイヤモンドと共通性のある内容を示し、芝中距離でしぶとい走りが期待できる。 リエヴェメンテの配合はNureyev5×5の系列ぐるみが主導。上位クラスに入った際にはツメの甘さを見せるかもしれないが、全体のバランスの良さは見どころで、開花後の安定した走りが可能なタイプ。 東京5R・芝1600m・18頭 アップストリーム クイーンズキトゥン クライミングリリー プレフェリータ ジュエルケイヴ アップストリームの配合はNative Dancerクロスを伴うRaise a Native4×5を主導として、父母の持つ良質なスピードの血をしっかり活用した点が魅力。比較的早期に頭角を現す可能性を秘めている。 クイーンズキトゥンは必ずしもシンプルな血統構成ではないが、Sir Ivor5×5が血の結合やスピード・スタミナアシストの面で効果を発揮している点に妙味がある。好調期に息の長い末脚発揮が見込めるタイプ。 京都4R・ダ1400m・16頭 サステナブル アイリッシュセンス イツカハシャチョウ ユスティニアン ホッコーハナミチ サステナブルの配合はBold Ruler6×5の系列ぐるみを主導として、母の持つ米系スピードを再現し、キズナ産駒としてはダート色の濃い内容を示している。スタミナ面はやや弱いが、開花は比較的早いタイプ。 アイリッシュセンスはMr. Prospector4×4の系列ぐるみを主導として、Bold Ruler、Hail to Reasonのスピードをアシスト。米系の生かし方に妙味があり、こちらも早期のダート戦に適性を示している。 京都5R・芝1400m・18頭 トゥルーバローズ インワンシティング サイキユイコウル ララクリスティーヌ ラウディ トゥルーバローズの配合はMr. Prospector4×4(単一)を呼び水として、Secretariat(=Syrian Sea)5・6×5の系列ぐるみにより全体をリード。米系の血をしっかり再現したマイラータイプの内容。 インワンシティングの配合はAlmahmoudなどが世代ズレとなり、信頼に欠ける面のある形態だが、Lyphard4×6主導の明確性や少ないクロス馬でまとめられた点は魅力で、好調期の意外性を秘めている。 福島5R・芝2000m・16頭 セナリスト ロックオブエイジズ トレヴィス トーセンクライマー ワイドモンスター セナリストの配合はNorthern Dancer クロスを伴うLyphard4×5を主導として、Almahmoud のスピードをアシスト。全体のバランスが良く、芝・ダート兼用資質を備え、開花後の安定した走りが期待できる。 ロックオブエイジズはサンデーサイレンス3×4(中間断絶)を呼び水として、Danzig4×5の系列ぐるみにより全体をリード。ややムラだが、血の結合は良く、平均ペースのレースでしぶといタイプ。 10月31日 東京4R・ダ1400m・16頭 レオンベルガー オレデイイノカ スリーマイトコーズ スマイルハライト マーチリリー レオンベルガーの配合はNorthern Dancerクロスを伴うStorm Bird5×4を主導として、Raise a NativeやAlmahmoudのスピードを補給。ダート適性は十分に備わり、1400mの距離も合っている。 オレデイイノカはBold Rulerのスピード、War Admiralのスタミナを前面で活用。強調された父サウスヴィグラスの血がうまくまとめられ、同父産駒らしい早期ダート向きの血統構成を示している。 東京5R・芝1400m・16頭 アヴェラーレ ジュストコル アルトヴォラーレ グランディス スパイラルライズ アヴェラーレの配合はMr. Prospector4×5の系列ぐるみとHalo4×5(中間断絶)を前面で活用している。必ずしも父ドゥラメンテの血の流れを再現した内容ではないが、スピード面は良好。 ジュストコルはNorthern DancerとSir Ivorの系列ぐるみを主導として、Sharpen Upの中間断絶により欧米の血をまとめた配合形態。硬い馬場への対応は課題だが、生きている血の質の良さに魅力がある。 東京6R・ダ1600m・16頭 アナンシエーション アメリカンエール ナイトフローリック ミッションレール チェリーベルツ アナンシエーションの配合はSecretaria5×5・6の系列ぐるみが主導。全体のバランスが良く、父母の特徴もしっかり捉えられたことから、開花後はスピードの持続力を武器とした走りが期待できる。 アメリカンエールはUnbridled3×3(単一)を呼び水として、Northern Dancerクロスを伴うNijinsky4 ×4により全体をリード。父母の持つ米系の血が再現され、ダート巧者型の配合内容を示している。 京都4R・芝1600m・18頭 ピエトラサンタ デアリングウーマン ゼンノミチザネ テーオーダヴィンチ アンブレラデート ピエトラサンタの配合はデインヒル3×3(中間断絶)を呼び水として、Northern Dancerの系列ぐるみにより全体をリード。生きている血の質が高く、きっちり仕上がった際の意外性は十分に秘めている。 デアリングウーマンはNorthern Dancer5・6・6・8×4の系列ぐるみを主導として、祖母デアリングダンジグのスピードを強調。血の集合力が備わり、早期の開花が見込めるマイラータイプ。 京都5R・芝2000m・17頭 クローヴィス ディープモンスター サトノテンペスト ラフルオリータ カツコ クローヴィスは国内外でG1を4勝した名牝リスグラシューの全弟。Northern Dancerクロスを伴うLyphard4×4・5主導のもと、比較的少ないクロス馬でまとめられ、好調期の決め手に良さがある。 ディープモンスターはNorthern Dancer5×4・6(中間断絶)を呼び水として、Almahmoudの系列ぐるみにより全体をリード。これにHow(=Sequoia)-Princequilloのスタミナをアシスト。好調期には芝・ダートを問わず意外性発揮が期待できる中距離型。 10月25日 東京3R・ダ1300m・16頭 セルフメイド カツノサンキュウ キミワテル コモレビキラリ ジュドヴァーグ セルフメイドはMr. Prospector4×5(中間断絶)を呼び水として、Northern DancerとBold Rulerの系列ぐるみにより全体をリード。サウスヴィグラス産駒らしい開花の早いダート巧者タイプの血統構成。 カツノサンキュウの配合はNative Dancerクロスを伴うRaise a Native5×4・5を主導として、母の父Kingmamboのスピードを再現。祖母内Nijinskyのキーホースも押さえられ、芝・ダート兼用資質が備わる。 東京4R・芝1600m・17頭 ドンナセレーノ キョウジ マミリアス スノームーン アルコディオーサ ドンナセレーノの配合はNorthern Dancerクロスを伴うNureyev5×4を主導として、Secretariat、Hornbeam、Never Bendなど良質なスピード・スタミナを補給。開花後は安定した末脚発揮が可能。 キョウジはNashua6×4の系列ぐるみを主導として、Secretariatのスピード、Mill Reefのスタミナをアシスト。こちらも生きている血の質が高く、好調期に意外なしぶとさを発揮する可能性を秘めている。 京都4R・芝1600m・18頭 ミスフィガロ サナティオ ヴィッカース メイプルリズム ナンヨーアイボリー ミスフィガロはダービー馬ワグネリアンの全妹で、Turn-toクロスを伴うHail to Reason4×6とPocahontas5×7の系列ぐるみを強調。ディープインパクト産駒として一風変わった中距離型の血統構成。 サナティオの配合はHail to ReasonとAlamhmoudの系列ぐるみを前面に持ち、父の父方Haloへの血の集合力が備わっている。芝・ダート兼用資質を備え、早期から安定した末脚発揮が期待できるタイプ。 京都5R・芝1800m・18頭 ヴィヴァン ヒルノベルモンタ シャフリヤール アンセーニュ サンライズゴラッソ ヴィヴァンはHail to ReasonとAlmahmoudクロスにより父の父方Haloを強調。血の集合力に優れた配合内容で、ハーツクライとしてはスピードや仕上げやすさが備わる。平均ペースの芝中距離線向き。 ヒルノベルモンタの配合はNorthern Dancer5・6×4・6(中間断絶)を呼び水として、非常にバランス良くまとめられた形態。スタミナ優位で開花は遅めだが、将来的に芝中長距離路線で楽しみな一頭。 新潟5R・芝1600m・18頭 ホウオウイクセル メラニー キャッチミー コントゥール ミスティックアイル ホウオウイクセルはNorthern Dancerクロスを伴うノーザンテースト4×5を主導として、Nijinskyのスタミナをアシスト。全体のバランスがしっかり整っており、開花後は堅実かつタフな走りが期待できる。 メラニーはTurn-toクロスを伴うHail to Reason4 ×4を主導として、Haloへの血の集合力に魅力のある血統構成。素軽いマイラータイプではないが、開花後は平均ペースの芝中長距離戦でしぶとい走りが可能。 10月24日 東京4R・ダ1600m・16頭 ズールウォリアー トミケンカラバティ マダムシュシュ ノーリス ジュンゼロ ズールウォリアーはMr. Prospector4×5・5(中間断絶)を呼び水として、Northern DancerとHail to Reason系列ぐるみにより全体をリード。Buckpasserのアシストもあり、ダート巧者型の配合内容を示す。 トミケンカラバティはPleasant Colony4×3(単一)により欧米の血をまとめた個性派配合。主導はSecretariatの系列ぐるみ。こちらもダート適性は十分に秘め、開花後のタフな走りが期待できる。 東京5R・芝2000m・15頭 グラティアス ハーツラプソディ モズマンジロウ サーストントラスト アウトオブザブルー グラティアスは2歳女王レシステンシアの半弟。姉ほどの早期完成型ではないが、Almahoud、Turn-to、Promised Landなどのスピードを前面で活用しており、早期・芝中距離戦への対応力が備わっている。 ハーツラプソディの配合は父母の血の流れが異なる点は惜しまれるものの、Northern Dancer5×5(中間断絶)呼び水のもと、シンプルにまとめられたことは魅力。こちらも早期の芝中距離に適性がある。 京都4R・ダ1800m・16頭 ロシアンサモワール ワセダハーツ バーボンハイボール ヤマニンフラクタル サトノインパルス ロシアンサモワールはUnbridled4×4(中間断絶)を呼び水として、Mr. ProspectorとExclusive Nativeの系列ぐるみにより全体をリードする個性派配合。きっちり仕上がった際の意外性は十分に秘めている。 ワセダハーツはNorthern Dancer5×4・5(中間断絶)を呼び水として、シンプルかつバランス良くまとめられており、半兄ローマンレジェンド、半姉ミラクルレジェンドのイメージ通りダート巧者タイプ。 京都5R・芝1200m・17頭 バンベルク スーパーウーパー ヴァジュランダ スマートエミネンス トップザビル バンベルクの配合はサンデーサイレンス4×3(中間断絶)を呼び水として、母の父ディープインパクトを強調。今回は短距離戦への対応が課題となるが、好調期にしぶとい末脚発揮が期待できるタイプ。 スーパーウーパーはMr. Prospector5・5×4・5の系列ぐるみ主導が明確なった点に見どころのある血統構成。瞬発力勝負に不安はあるが、平均ペースのレースでスピードの持続力を武器とした走りが可能 10月18日 東京4R・芝1400m・18頭 ロジプリン ベッラノーヴァ メインターゲット ペイシャケイティー キッズリッカリッカ ロジプリンの配合はHaloクロスを伴うサンデーサイレンス3×3が主導。近親度は強いが、Nureyev、Busted、Sir Ivorなど良質なスピード・スタミナがアシストされ、なかなか面白い内容を示している。 ベッラノーヴァはサンデーサイレンス4×3(中間断絶)を呼び水として、Hail to Reason のスピード、Nijinsky のスタミナを活用。仕上げやすい配合ではないが、開花後のしぶとさ・タフさが備わっている。 東京5R・芝1800m・14頭 ヴァイスメテオール シテフローラル イルギオットーネ オセアダイナスティ カタラズ ヴァイスメテオールはNorthern Dancer クロスを伴うNureyev4×5、次いでHornbeam6×5の系列ぐるみで全体をリード。生きている血の質が高く、平均ペースの芝中距離戦でしぶとい脚を使えるタイプ。 シテフローラルの配合は父内3代目Haloや4代目Lyphardが世代ズレとなり、信頼に欠ける面はあるが、Sir Ivor5×5・5を通じてスピード・スタミナがアシストされ、好調期の意外性は十分に秘めている。 京都4R・芝1400m・18頭 プレリュード ナリタブルホーク メイショウツワブキ ヨリナメンテ スリートップキズナ プレリュードはAlmahmoud、Nasrullah、Native Dancerのスピードを前面で活用した好バランスの配合馬。成長力・底力を秘めた内容ではないが、ハーツクライ産駒としては仕上げやすさが備わっている。 ナリタブルホークの配合は母の父内4代目Nijinskyが世代ズレとなったが、全体のバランスは保たれている。強調された母オースミハルカの血がしっかりまとめられ、平均ペースのレースでしぶといタイプ。 京都5R・芝2000m・11頭 コールドショット レッドレジェーラ ネクサスハート グロリアムンディ ラリック コールドショットの配合はMr. Prospector4×5の系列ぐるみが主導。必ずしも父ドゥラメンテの特徴を受け継ぐ内容ではないが、Halo4×4(中間断絶)のアシストを受け、スピードの持続力に優れたタイプ。 レッドレジェーラは母の父の世代が新しく、必ずしも信頼度の高い配合形態ではないが、Alzao3×4(単一)内に欧米の血をまとめた点に魅力がある。なかなか個性的で、仕上がった際の意外性を秘めている。 新潟5R・ダ1800m・13頭 ファンタジーライツ カズロレアート ゴールドレッグス ヘブンリギフト マイネルパリオート ファンタジーライツの配合はNorthern Dancerの系列ぐるみを主導として、In Reality、Bold Ruler、Turn-toのスピード、Milan Millのスタミナを傘下に収めている。早期の完成が見込める芝・ダート兼用型。 カズロレアートはBold Ruler、Hail to Reason- Turn-toのスピード、Nashuaのスタミナを前面で活用。個性・迫力は今一つだが、影響度数値⑤⑤⑤⑤と好バランスを保ち、開花後の安定した走りが可能。 ジャンル別一覧
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